小さなボヤから大規模火災まで1からサポートします
マインドカンパニーでは小さなボヤから工場などの大規模火災まですべての火災現場を1から原状回復し、り災証明書などの手続きも含め徹底サポートいたします。
火災現場には様々な有毒物質が浮遊しており、徹底した管理を行わないと健康被害を受ける可能性が非常に高いです。
保険に加入していれば料金の自己負担額は非常に少ないので、くれぐれも自分で行おうとはしないでください。
火災復旧には大きく分けて、2つの作業の流れとなります。
火元で損傷が激しい場合は「スケルトン工事(5ステップ)作業の流れ」となり、軽いボヤ程度や火元で無く近隣の煤が入り込んだ場合は「煤除去クリーニング(5ステップ)作業の流れ」となります。
スケルトン工事(5ステップ)作業の流れ
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1.残置物撤去
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2.内装解体
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3.ススの除去
特殊コーディング -
4.除菌消臭器設置
ダイオキシンなど有害物質の除去 -
5.リフォーム作業
煤除去クリーニング(5ステップ)作業の流れ
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1.家具・家財の移動または保管
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2.クロス剥がし
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3.ススの除去クリーニング
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4.除菌消臭器設置
ダイオキシンなど有害物質の除去 -
5.クロス貼り
家具・家財の設置
家財撤去・クリーニング
火災のお悩みその1:「ススのニオイがついてしまったがまだ使用したい家財がある」
火災が発生すると火元付近の家財は焼けたりススがついてニオイを吸収してしまい使用不可となってしまいます。この火災によって使用不可となった家財のことをり災ゴミと呼びます。
り災ゴミの処分はもちろんのこと、マインドカンパニーではお客様がまだ使用したいとお考えの家財をクリーニングするサービスまでおこなっております。
家財道具は書いて文字の通り、家の財産です。購入費用だけではなくたくさんの思い出が詰まっていることもあるでしょう。
お客様の愛用されていた大切な家財を少しでも再度利用できるよう、各家財に適切なクリーニング方法を用いて再度利用が可能な状態まで復旧させます。
マインドカンパニーではお部屋の復旧のみではなく、家財道具の復旧も含め火災現場復旧だと考えております。
もちろん家財のみではなく燃えてしまった住宅建材などの撤去もおこなっておりますのですべて一括してお任せいただけます。
内装解体
火災のお悩みその2:「壁が燃えてしまい内装を解体しなければいけない」
火災が起きると床や壁、天井などが燃えてしまったり焦げてしまいます。
マインドカンパニーでは10年以上おこなってきた特殊清掃作業で建物の構造は把握し理解しております。
燃えてしまった内装は原状回復と作業の安全を確保するために解体する必要があるのですが、どうしても建物の強度などの問題で解体してはいけない箇所もありますのでそういった箇所は避けながら解体をおこないます。
火災現場復旧の経験と孤独死現場での特殊清掃で培ってきた技術を最大限に生かし、専用の工具などを使用しながら解体を進めていきます。
スケルトンにするために解体をするのか、一部のみ解体をおこないリフォーム作業をおこなうのかなどをお客様からしっかりとヒアリングをした上で解体作業はおこないます。
※広さや家の構造によって料金は大きく変動いたしますので解体の料金は別途見積もりとさせていただいております。
ススの除去・特殊コーディング
火災のお悩みその3:「ぼや程度の小さな火事だがススがついていて臭い」
火災現場にはスス(煤)が発生し、壁や天井などいたる場所に付着します。
ススは有機物が不完全燃焼をおこした際に発生する炭素の微粒子のことでカーボンブラックと呼ばれることもあります。
簡単な言葉に置き換えると、火が起きて時間が経つと酸素が薄くなり、酸素が薄くなった火は不完全燃焼と呼ばれる酸素の酸素不測の状態で燃えることになります。
この不完全燃焼の状態で有機物(炭素を含む物質、プラスチックなども有機物です)に火が移るとススを発生させながら燃え続けます。
火災現場は”火災気流”と呼ばれる現象によって、空気を消費した場所から火災の発生していない空気の残っている部分への強い上昇気流が発生します。
この火災気流によって火元で発生したススは部屋全体へと広がっていくという原理で、家中のいたる場所にススが付着してしまうのです。
ススは有害物質のため、完全除去する必要があります。
ススを除去するには物理的に壁や天井から吸着しているススを取り除く方法しか現在は存在しないのですが、マインドカンパニーではススを除去するサービスを2種類ご準備しています。
なぜ2種類のサービスをご準備しているかといいますと、お客様や不動産管理をしている会社などからの要望などで作業を決定することが可能になるのが1点。もう一点は様々な火災現場に対応するためです。ススを除去する方法を1種類のみしか準備していないと作業ができない場面が発生することや、大幅に作業日数が必要となり人件費が膨らむ原因となってしまうのでそこを予防しています。
以上の理由からマインドカンパニーでは複数の作業方法をご準備しております。
料金の算出の仕方としては1平方メートル(1m×1m)を単位とし、除去範囲の広さによって料金をいただいております。ススの除去には「グラインダーによる研磨」と「特殊コーディング」の2種類を準備しております。
グラインダーによる研磨 9,200円(税込10,120円)/㎡
グラインダーによる研磨作業はススを完全除去することができます。
グラインダーとはサンダーやディスクサンダーとも呼ばれる工具を使用し、ススの付いている箇所をすべて研磨することで除去します。
ただしグラインダーによる研磨にはデメリットもあります。
マンションなどではコンクリート壁に厚みや強度などの規格が定められており、グラインダーによる研磨作業をおこなってしまうとススだけを綺麗に除去することは難しく、コンクリート壁も一緒に削ってしまうため厚みや強度の規格を下回ってしまう恐れがあります。
そのためグラインダーによる研磨作業が建物の構造上できない場合があります。
また、グラインダーによる研磨は非常に時間がかかり、長時間作業を続けていると腱鞘炎(腱鞘炎)を起こしてしまうため休憩をこまめに挟まなければなりません。
一度に広範囲を作業することもできないのでススの除去作業に非常に時間をかけることにもなります。
グラインダーによる研磨作業は完全にススを除去できる代わりに、時間と費用が多くかかる作業と言えます。
特殊コーディング 4,800円(税込5,280円)/㎡
グラインダーでの研磨作業ができない場合や、費用や日数を抑えて作業をおこなうには特殊な薬剤をコーディング(塗布)してススの臭いを抑える作業をおこないます。
もちろんススの上から薬剤をコーディングするのではなくケレンやスクレーパーなどの工具を使い、ススを荒削りした上でコーディングをおこないます。
一見2つの工程を必要とするのでグラインダーでの研磨の方が時間を抑えることができるのではないかと思われるかもしれませんが、ケレンやスクレーパーでの荒削りではコンクリート壁を削り取ってしまう恐れがないので作業を早くおこなうことができます。
コーディング作業も面の広いローラーなどを使っておこなうので、グラインダーでの研磨よりも格段早く、かつ人件費も削減して作業を完了することが可能となっています。
除菌消臭器設置・ダイオキシンなど有害物質の除去
火災のお悩みその4:「火災現場には有害物質も浮遊しているって聞いたことがある」
先ほどススが有害と紹介しましたが、火災現場にはスス以外にも有害物質が浮遊・付着しています。
代表的なものですと発がん性の高いダイオキシン(C4H4O2)、空気中に1.28%以上の濃度で存在すると1~3分で死亡してしまう一酸化炭素(CO)、粘膜に炎症を起こす塩化水素(HCI)、化学兵器でも使用されていたシアン化水素(HCN)、その他にも数多くの有害物質が存在しています。
そのため徹底した現場管理のもと、化学物質の分解・除去および消臭・脱臭作業が必須となります。
マインドカンパニーではダイオキシンなど化学物質を分解・除去できる除菌消臭器設置を所有しており、火災現場では複数の除菌消臭器設置を活用して、専用の薬剤の散布などいくつもの工程を繰り返しながら、問題なく生活できる水準まで有害物質を除去いたします(普段私たちの吸っている空気の中にも有害物質は微量ながら含まれているので100%の有害物質を除去するのは事実上無可能と言えます。)
作業の開始時と終了時に火災現場内の臭気を測定することができます。
作業終了後はきちんと有毒物質が除去されているかご安心していただくため、また保険会社でも作業終了時(場合によっては作業前、作業終了後どちらも)の臭気の測定結果を提出が必要なこともありますので臭気測定のメニューをご用意しております。
臭気測定も以下の2種類の測定方法をご準備しております。
検査キットでの臭気測定 120,000円(税込132,000円)/1回
検査キットでの臭気測定は空気中に存在している成分をデータとして確認することができる測定方法です。検査から結果までの期間が約2週間と短く、費用が安いのが特徴です。
ただしこの後紹介するダイオキシン・臭気測定とは異なり、空気中の成分のみを測定する方法なのでダイオキシン濃度までをデータ化することはできません。
作業終了時に「有害物質はなくなりました」という証明のために利用するのが主な用途です。
ダイオキシン・臭気測定 300,000円(税込330,000円)∼/1回
検査キットでの臭気測定よりも詳細なデータを取得することのできる測定方法です。
空気中の濃度データまで測定できるので、詳細なデータが必要な保険会社や不動産会社、ゼネコンなどに選ばれている臭気測定方法です。
検査から結果までの期間が4週間、料金も30万円(税込33万円)以上と高額なのですが、専門機関が現場まで機材を持ち込み測定をおこなうので測定不良が起きづらく高精度な報告書を作成することができます。
火災現場復旧の作業料金表
明確な料金単価がホームページに掲載されていないことが多い火災現場復旧作業ですが、マインドカンパニーでは料金をして居ります掲載しております。
さらに、マインドカンパニーではお客様に最適なサービスをご提案するため、複数の作業方法をご準備しております。もちろん弊社スタッフが最適な作業をご提案させていただきますが、お客様の方でも作業をご選択いただくことが可能です。
火災現場の復旧は現場によって危険度や消臭などの難易度にレベル差があるため、料金幅を持たせている作業があります。解体やクリーニング作業は広さや汚れによって料金は大きく異なりますので別途見積もりが必要となりますことをご了承ください。
作業工程の違いなどにご不明点がございましたらご気軽にご相談いただければと思います。
平坦な暮らしを取り戻すお手伝いをさせていただきます。(火災保険に加入の場合、大半が保険対応になっております)
火災現場復旧の料金表
中規模や大規模な火災でスケルトン工事の場合 |
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作業人件費 | 35,000円~50,000円(税込38,500円∼55,000円)/名 |
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ススの除去(グラインダーによる研磨作業) | 9,200円(税込10,120円)/㎡ |
ススの防臭処理(特殊コーディング) | 4,800円(税込5,280円)/㎡より |
除菌消臭器設置(30㎥未満) | 36,000円(税込39,600円)/日 |
除菌消臭器設置(30~60㎥未満) | 64,800円(税込71,280円)/日 |
除菌消臭器設置(60~120㎥未満) | 148,800円(税込163,680円)/日 |
除菌消臭器設置(120~500㎥未満) | 206,400円(税込227,040円)/日 |
臭気分析(ガスクロマトグラフ質量分析)(GC-MS) | 120,000円(税込132,000円)/回(結果までの納期:約2週間) |
高所作業 | 別途見積もり |
解体作業 | 別途見積もり |
残置物撤去 | 別途見積もり |
会社諸経費 | 別途見積もり |
作業工程表などの書類作成 | 2万円(税込2,2万円)より |
火元で無い場合や軽いボヤによるスス掃除 |
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作業人件費 | 35,000円~50,000円(税込38,500円∼55,000円)/名 |
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ススの除去クリーニング(マンション・アパート) | 3,600円(税込3,960円)∼5,000円(税込5,500円)/㎡ |
ススの除去クリーニング(戸建て) | 4,200円(税込4,620円)∼6,000円(税込6,600円)/㎡ |
クロス(壁紙)剥がし(30㎡未満) | 15,000円(税込16,500円) |
クロス(壁紙)剥がし(30~60㎡未満) | 30,000円(税込33,000円) |
クロス(壁紙)剥がし(60~120㎡未満) | 45,000円(税込49,500円) |
クロス(壁紙)剥がし(120~500㎡未満) | 45,000円(税込49,500円)より |
漆喰など塗壁の上塗り | 4,800円(税込5,280円)より/㎡ (塗面積が少ない場合、最低単価40,000円(税込44,000円)) |
除菌消臭器設置(30㎥未満) | 36,000円(税込39,600円)/日 |
除菌消臭器設置(30~60㎥未満) | 64,800円(税込71,280円)/日 |
除菌消臭器設置(60~120㎥未満) | 148,800円(税込163,680円)/日 |
除菌消臭器設置(120~500㎥未満) | 206,400円(税込227,040円)/日 |
家財・家具の移動や設置 | 作業人件費に含む |
家財・家具の保管 | 別途見積もり |
会社諸経費 | 別途見積もり |
作業工程表などの書類作成 | 2万円(税込2,2万円)より |
現状復帰工事の作業料金表
量産クロス張り 材工 | 1,000円(税込1,100円)より/㎡ |
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クッションフロア貼り 材工 | 3,000円(税込3,300円)より/㎡ |
フロアタイル貼り 材工 | 5,000円(税込5,500円)より/㎡ |
フローリング貼り 材工 | 7,000円(税込7,700円)より/㎡ |
原状復帰工事について | 作業内容のご相談承ります。 |