火災現場消臭
「火災後の焦げ臭いニオイをどうにかしたい」「部屋がススだらけで臭い」
そんなお悩みはマインドカンパニーが解決いたします!
火災現場は焦げ臭いだけではなくプラスチック製品などが燃えることによってダイオキシンなどの有毒物質が浮遊しており、ススも体にとって非常に有害な物質です。
火事の起きた家にもう一度住むには悪臭の消臭、ススなどの有害物質の除去が必須と言えます。
マインドカンパニーでは消臭や有害物質の除去はもちろん、まだ使える家財の清掃や萌えてしまった内装の解体、り災証明書の申請手続きなど火災発生後のサポートをすべてお手伝いさせていただいております。火災消臭、火災復旧工事はマインドカンパニーにぜひご依頼ください!
火災現場消臭(スケルトン工事)の流れ
火災現場消臭(スケルトン工事)はどのような作業工程で進められていくのかをご紹介いたします。
マインドカンパニーでは火災の規模や建物の構造が異なるすべての火災現場に対応するため、同じ目的の工程でも複数の作業方法をご準備しております。
料金をなるべく抑えるため、工事期間を短くするために最良の作業方法をご提案させていただきます。
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1.残置物撤去
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2.内装解体
(スケルトンにする) -
3.ススの除去
特殊コーディング -
4.除菌消臭器設置
ダイオキシンなど有害物質の除去 -
5.リフォーム作業
残置物撤去
室内の燃えた家財、家具などを搬出いたします。この作業からスタートしませんと、次の解体工事に進めません。基本的には罹災証明を活用して行政へ持込しますが、管轄の行政によって火災ごみの扱いが異なり、他の方法も合わせて廃棄処分いたします。
解体工事
火災が発生すると損傷が激しい場合、基本的には内装の解体、つまりスケルトンの状態にする必要があります。
理由としては単純で、わずかでも燃えてしまった壁や天井などの強度は本来よりも落ちてしまっているため解体しなければなりません。
また、焦げ臭いニオイは強力に壁が吸収してしまっているため、解体をせずに今後の作業を行っても完全復旧することはできません。
解体に抵抗はあるかと思いますが完全復旧のためには一度スケルトンにする必要があるということをご理解いただきますようお願いいたします。
ただし、すべての部屋をスケルトンにする必要があるかは火災の規模やススの周り方によって異なりますので、どこまでの解体が必要なのかはスタッフがご説明させていただきます。
–スケルトンとは–
建物の構造部分を除いたすべてを解体し、内装工事が入る前の状況まで戻すことを言います。つまり、壁などに使われていることの多い石膏ボードなどを解体し、コンクリート打ちっぱなしの状況にすることを指します。
ススの除去
続いてススの除去を行います。
火災が発生すると火は酸素の多い場所に向かって進んでいくという性質があるため強力な上昇気流が発生し、火元のみではなく部屋中のいたるところにススが付着します。
このススは繰り返しになりますが有害なため徹底した現場管理のもとすべて除去しなければなりません。
ススの除去の方法は2種類準備してあり、グラインダーという電動工具を使用して削ることで除去する方法と、ケレンやスクレーパーといった工具を使ってススを粗削りした後に特殊な薬剤を一面にコーティングすることによって臭いを閉じ込める方法です。
グラインダーでの作業は長時間作業を続けていると腱鞘炎(けんしょうえん)などを起こしてしまうためこまめに休憩を行う必要があるのに加え、作業のスピードしては遅いため人数もかけて作業をしなければなりません。
また、グラインダーを使用するとコンクリートまで削ってしまうため、建物の強度が落ちてしまいます。
なので一部の住居などではおこなうことのできない作業工程となっております。
ケレンやスクレーパーの除去はコンクリートを削ってしまう恐れがないため作業も比較的早く進むため、人件費と工賃を抑えた作業が可能です。
強度の問題も考える必要がないので、マンションやアパートなどでは主にこちらの方法が使用されています。
除菌消臭器設置+薬剤の噴霧
解体とススの除去をおこなった上でやっと消臭作業に入ります。
有毒物質を除去するには除菌消臭器設置という方法を用いります。
特殊清掃で身に着けた技術は火災現場の消臭でも生かすことができ、消臭器の設置場所や角度、ヒドロキシルを発生させる時間と中和させる時間のバランスなど、他社よりも効率的かつ効果的に消臭作業を行います。
お部屋の広さや火災の規模にもよりますが、最短2日間、通常ですと3日間ほどは除菌消臭を行う必要があります。
除菌消臭器設置の前後にはそれぞれ適した消臭材と除菌剤を、フォグマスターという電動噴霧器で非常に細かい霧状にして噴霧することで消臭、除菌の効果を向上させます。
内装工事
消臭作業が終了し、有害物質の分解も確認されたら内装工事に入ることができます。
もちろんご指定の業者がある場合はそちらの業者で工事をしていただいて問題ありませんが、もし内装業者が決まってないようでしたら弊社でも内装業者をご紹介することができます。
別途見積もりが必要となりますが、お困りでしたらおっしゃっていただければと思います。
オプション.臭気測定
臭気測定はオプション作業となるのですが、保険会社やゼネコンなど管理の厳しい環境では感覚的な消臭ではなくデータとして消臭、ダイオキシンなど有害物質が除去されたことを証明する必要があります。
作業終了後のみに臭気測定を行い、「消臭、分解は完了しました」という証明で利用する場合と、作業前と作業終了後に臭気測定を行い、「ここまで臭いと有害物質は減りました」という証明で利用されるケースが多いです。
臭気測定にも2種類の測定方法をご準備しており、検査キットを使い空気中にどの成分が含まれているかをデータ化する方法と、専門機関を火災現場までお呼びして専用の機材でダイオキシンの濃度などさらに詳細な情報をデータ化することのできる方法です。
検査キットでの測定は1回12万円で納期は約2週間、専門機関での測定は1回30万円以上で納期は4週間となっております。
火災復旧サービス
マインドカンパニーの火災復旧サービスは以下をお約束させていただきます。
- 安全に住むことのできる状態まで完全復旧いたします
- 人体、ペットなどにも害のない安全な薬剤の使用とオゾン消臭を行います
- スタッフはもちろん、近隣住民の方の安全面を確保して作業を行います
- お客様、保険会社様にご納得いただける明瞭なお見積もりをご提示いたします
- 作業工程表と領収証を発行いたします
以上を遵守し、お客様が安心してご依頼いただけるよう、作業工程のしっかりとした打ち合わせを行った上でスタッフ一同作業をさせていただきます。
この他にもご要望がございましたら何なりとおっしゃってください。
火災現場の完全復旧のために
現代の日本には非常に優秀な消臭剤や除菌剤が発売されており、一般家庭での利用であれば高いレベルで臭いを消すことが可能です。
ですが、根本的な消臭の方法というのは「ニオイの元を消すこと」です。
ニオイのもととなっている物質、火災であれば壁に付着したススや浮遊している有害物質を分解させることによって消臭するということになるのです。
もちろんススを除去するとなると人件費や作業工賃がかかってしまうのですが、消臭剤を散布しただけの工事では今後の安全は保障されません。
起こってしまった火災の痕跡は視覚的のみならず、数値的にも復旧させることが必要です。
火災現場の消臭・復旧作業はマインドカンパニーにお任せください!
火災で発生する有毒物質は、日ごろ私たちの吸っている空気の中にも少量ながら混ざっているため、有害物質を100%除去することはできません。人や動物が全く問題なく生活することのできる水準まで消臭・分解することを完全復旧と呼んでいます。ご理解いただけますようお願いいたします。
火災現場の消臭に関しては以下の記事で紹介していますのでぜひあわせてご覧ください。