ゴミ屋敷の片付けも特殊清掃業者に依頼できる?費用相場や業者の選び方とは|東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの特殊清掃ならマインドカンパニーにまで

ゴミ屋敷の片付けも特殊清掃業者に依頼できる?費用相場や業者の選び方とは

ゴミ屋敷の片付けも特殊清掃業者に依頼できる?費用相場や業者の選び方とは

お部屋をいわゆるゴミ屋敷状態にしてしまうと、なかなか自分ですべて片付けるのは容易ではありません。

他人に「片付けろ」と言われても、ゴミ屋敷にしてしまった背景にはセルフ・ネグレクトという疾患にも近い精神状態があります。片付ける意思はあっても実際に片付けることはできないというケースも多いようです。

そこでゴミ屋敷の清掃を業者に頼もうと調べると、不用品回収業者や遺品整理業者、特殊清掃業者など様々な業者がヒットします。

このページでは、特殊清掃を専業としているマインドカンパニーが、特殊清掃業者にゴミ屋敷の片付けを依頼できるのか、どの業者に依頼すればいいのかなどをご紹介します。

どうにかゴミ屋敷の片付けをしたいとお悩みの方は、このページを最後までお読みいただき、ぜひマインドカンパニーに一度ご相談ください。

なお、ここで言うゴミ屋敷とは、家財や廃棄物(ゴミ)が居室内で散乱してしまっている状態のことを広く差します。「ゴミ屋敷」という言葉の定義はないですが、足の踏み場もないほどゴミが散乱しているお部屋をイメージください。

ゴミ屋敷の片付けは特殊清掃業者に依頼できることが多い

特殊清掃業者とは、孤独死の発生したお部屋の清掃・原状回復を行う業者のことです。その他にも、消臭除菌作業や災害現場の復旧なども行っていることも少なくありません。

そんな特殊清掃業者ですが、多くの業者でゴミ屋敷の片付けも依頼することが可能です。

その理由ですが、特殊清掃現場は故人様の生活していたお部屋であるため、家財がそのまま残っていることがほとんどです。特殊清掃業者はその家財の処分もあわせて行うため、ゴミ屋敷の片付けにも対応することができます。

また、孤独死現場はゴミ屋敷状態になっていることも少なくありません。そのため、特殊清掃とあわせてゴミ屋敷の片付け・清掃を行っている経験を持っている特殊清掃業者が多いのです。

ゴミ屋敷の片付けはどの業者に依頼するべき?

特殊清掃業者のほかにも、不用品回収業者や遺品整理業者などもゴミ屋敷の清掃を依頼することができます。

「どの業者に依頼してもあまり変わらない」と思うかもしれませんが、業者ごとに作業内容に特徴があり、料金も変わってきます。

ここでは、ゴミ屋敷の片付けをどの業者に依頼するべきなのか、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

特殊清掃業者に依頼するメリット・デメリット

特殊清掃業者に依頼する大きなメリットとしては、家財やゴミの処分後にハウスクリーニングも合わせて依頼することができるという点です。

孤独死の発生した特殊清掃現場では、強烈な悪臭が部屋に染みついてしまっています。その悪臭を完全消臭するためには、ハウスクリーニングで部屋の汚れを取り切ったうえで消臭しなければいけないため、ハウスクリーニング業者と同等レベルの清掃技術を持っています。

ゴミ屋敷の床や壁は、置いてあったゴミによってひどく汚れていることがほとんどです。賃貸物件の場合は原状回復の義務がありますので、ゴミの片付けだけをすればいいというわけにはいきません。

特殊清掃業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すれば、ハウスクリーニングもあわせて依頼できるため、ワンストップで片付けから原状回復までが可能です。

デメリットとしては、ハウスクリーニングなどを含めた料金形態になっているため、不用品回収業者と比べると料金が割高になってしまう点です。なお、遺品整理業者とは大きく差が出ないことが多いです。

ただし、不用品回収業者については後述しますが、ハウスクリーニングは依頼できないことが多いため、片付けの費用とは別にハウスクリーニングの費用も発生します。その合計の費用を考えると、特殊清掃業者にすべて依頼した方が最終的に安上がりというケースもあります。

遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット

遺品整理業者に依頼するメリットとしては、特殊清掃業者と同じく片付けと清掃をまとめて依頼できるという点です。

ただし、多くの遺品整理業者の清掃は、市販の洗剤などで清掃を行ういわゆる大掃除レベルの清掃であることが多い点には注意してください。「思ったよりも綺麗にはならなかった」ということが依頼後に起きないように、どの程度の清掃をしてくれるのかを見積り時に確認するようにしましょう。

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

不用品回収業者に依頼するメリットは、やはり料金が安いという点です。業者によって様々ではありますが、ほとんどの場合は特殊清掃業者や遺品整理業者よりも安く依頼できます。

デメリットとしては、片付け後の清掃をほとんど依頼することができないという点です。原状回復が必要な場合は、別途費用がかかるため、業者に依頼する際は全体の費用を計算することをおすすめします。

なお、回収したゴミを不法投棄する悪質な業者もいますので、片付けのあとにどのようにゴミを処分するのかといった点も確認するようにしましょう。

ゴミ屋敷の片付けにかかる費用の相場

では、ゴミ屋敷の片付けを特殊清掃業者に依頼した場合の費用の相場についてご紹介します。

実際にかかる費用については、現地でのお見積り時に確定しますので、まずは無料お見積りのご相談をいただければと思います。

なお、「トラック1台で○○円」といったプランの業者もありますが、実際にすべてのゴミを片付けることができるのかを確認するためにも、現地での見積りは必ず取るようにしましょう。

孤独死が発生していない場合

まずは、孤独死が発生していない通常のゴミ屋敷の場合。費用は処分するゴミの量によって変わってきますので、間取りごとの目安の料金をご紹介します。

間取り ゴミの量(2tトラック) 料金の目安
1K・1R 1台 15万円
1LDK 2台 30万円
2LDK 3台 45万円
3LDK 4台 60万円

孤独死が発生している場合

孤独死が発生しているゴミ屋敷の片付けの場合、上記の料金に加えて特殊清掃の料金が発生することになります。

リビングや洋室での特殊清掃の場合、以下のような料金表となっております。

床上下の清掃 40,000円∼100,000円(税込44,000円∼110,000円)
汚染した布団の撤去 5,000円∼15,000円(税込5,500円∼16,500円)
汚染したマットレス(シングル)の撤去 8,000円∼13,000円(税込8,800円∼14,300円)
汚染したマットレス(ダブル)の撤去 12,000円∼18,000円(税込13,200円∼19,800円)
除菌剤による散布 15,000円∼35,000円(税込16,500円∼38,500円)
除菌消臭器設置 30,000円(税込33,000円)/日
汚染箇所の解体 5,000円∼100,000円(税込5,500円∼110,000円)
(解体範囲による)
床下防臭処理 25,000円∼100,000円(税込27,500円∼110,000円)
(特殊コーティング/塗布範囲による)
クロス(壁紙)剥がし 15,000円∼80,000円(税込16,500円∼88,000円)
(撤去範囲による)
臭気分析(ガスクロマトグラフ質量分析)(GC-MS) 12万円(税込13,2万円)/1回(検査結果のデータ納期:約2週間)
作業工程表などの書類作成 2万円(税込2,2万円)より

詳しくは、「孤独死の特殊清掃料金」のページをご覧ください。

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