特殊清掃のやり直し作業について
こんなお悩みはお持ちでないでしょうか?
「特殊清掃を依頼して完了したはずなのにニオイが残ってる…」
マインドカンパニーにお任せください!
年間200件を超える特殊清掃を行っているマインドカンパニーは他社の手直しも数多くご依頼いただいております。
他社のやり直し
特殊清掃を行っている業者の中には孤独死現場に対する知識と特殊清掃の技術を持たずして「見た目が綺麗になれば問題ない」という甘い認識で表面を清掃して換気して終わり、オゾン消臭器をかけて終わりといったいい加減な作業をする業者がたくさんいます。
特殊清掃で重要なのは汚染の元を除去することです。完全消臭を考えた時には汚染の元を除去しても完全消臭はできません。
そのことを知っての作業なのか知らずしての作業なのかは分かりかねますが、目に見える範囲しか清掃をしない業者が数多く存在していることは確かです。
実は難しい手直し作業
普段特殊清掃を行っている私どもからすると同業他社が中途半端に清掃を行った後の手直し作業は1から作業を行うより手間がかかり、繊細に作業を進めなければなりません。
表面の血液のみを清掃している場合に多いのは塩素系の洗剤や薬剤を使っていることが多いのですが、そうも断定できません。もし違った際には有毒ガスが発生して近隣一帯にご迷惑をかけてしまう恐れがあります。
汚染部を解体していいのであれば解体するのが安全に、かつ確実に完全消臭ができるのですが、解体ができない場合は浸透している薬剤を調べる作業から始めなければなりません。
(表面上が綺麗になっているにも関わらずニオイがする場合はほぼ確実に解体作業が伴うとお考えください)
手直し工程
では実際に他者の手直しを行う際の工程をご紹介して行きます。
薬剤を調べる方法などホームページでは公開できない技術もある上、ご依頼内容によってどのような作業を行うかは異なりますが基本的には解体する場合の工程をご紹介します。
フローリングの場合
フローリングでの孤独死でまだ匂いがする場合はフローリング材にまで体液が染み込んで床下汚染していると推測されます。
床下汚染が推測される場合には以下の流れで進めていきます。
- 汚染部分の近くを少しの範囲で切り取りフローリングの厚みを調べる
- 調べたフローリングの厚みで汚染部全体を切り取る
- 床下の汚染が確認できたら清掃
- 床下も解体する or 防臭剤を塗布する
- 解体部分の復旧(依頼内容により)
- オゾン消臭
- 原状回復リフォーム(依頼内容により)
クッションフロアの場合
クッションフロア(CF)でニオイが残っている場合はフロアシートの下に体液が広がっていることが推測できます。
フロアシートの下は捨て貼りと呼ばれる床材が敷かれているか、リフォーム前のフローリングが敷かれていることが多いです。
そうなるとその床材の床上の清掃、もしくは解体と床下清掃が必要となります。
- フロアシートの除去
- 汚染の確認
- 床上清掃 or 解体
- 以下フローリングと同じ工程
浴室の場合
浴室での孤独死でニオイが残っている時に推測される原因は2つあります。1つ目は排水溝に体液が流れてしまい(流してしまい)排水管にニオイがついてしまっているケース、1つ目はバスタブ(浴槽内)での孤独死でバスタブにニオイが染み付いてしまっているケース。
2つ目のバスタブにニオイが染み付いている場合はバスタブを取り替えるしか基本的に対処法はありません。防臭剤を塗布してニオイを閉じ込めることもできますがバスタブと色が違うので次の入居者とトラブルになることが予想されます。
1つ目の排水管にニオイがついている場合は水と化合すると非常に高温になる特殊な薬品を繰り返し使用して清掃していきます。
(同業他社へ:この薬品は調べると何を使っているかわかるかと思いますが、誤った方法で使用すると排水管も溶かしてしまうほどの高温になります。無理に作業を引き受けないようお願いします。)
トイレの場合
弊社への手直しの依頼で一番多いと言っても過言でないのがトイレでの特殊清掃です。
トイレでの孤独死の場合、体液が巾木(はばき)や便器の下、フロアシートの下に入り込んでいることが多く、そうなっていた場合には解体をしなければ確実にニオイを消し去ることはできません。
トイレの構造や水道管についての知識がない業者が多く、解体するための技術も持っていない業者が多くいるので手直しの依頼が絶えません。
- 床材の除去(クッションフロア、タイルなどトイレの床材は様々)
- 便器の取り外し
- 巾木の解体(汚染している場合)
- 壁材の解体(汚染している場合)
- 清掃、防臭処理
- オゾン消臭
- 原状回復リフォーム(依頼内容により)
手直し事例
実際に他社の手直し工事で事例を公開している作業を紹介いたします。
東京都世田谷区のマンショでのご依頼で、他社に作業をしてもらったが全くニオイが取れていないという内容のご依頼でした。
早急にお見積もりにお伺いさせていただいたのですがお部屋に入った瞬間にこれで作業後なのかと疑うほどのニオイが充満しておりました。
脱衣所で亡くなられたようで、床下の点検口があったので開けて確認すると一面に体液が広まっており、これでは全くニオイが取れないはずと納得してしまいました。
死後1週間程度での発見だったのですが他社への依頼などで日数が経っていたため、体液は下の階の壁にまで染み込んでおりました。
(下の階の住民の方はセカンドハウスとして利用していたため気がつくことがなかったそうです。)
作業の写真や続きは以下のリンクからご覧いただけます。
特殊清掃業者を見極めるコツ
関東・関西・東海エリアの特殊清掃のご依頼は100%の自信を持ってマインドカンパニーにおまかせください!と言えるのですが、対応エリア外でも孤独死は多く発生しているのでしっかりと技術を持った特殊清掃業者を見極めるコツをお教えします。
ズバリ見極めるコツは
相見積もりではありません。全国で施工技術の高い特殊清掃業者はほんの僅かです。したがってハズレ業者ばかりに相見積もりをしてもあまり良い結果にならないでしょう。
ホームページを見て、代表の人柄、施工に対する考えや技術力、会社の設備力、特殊清掃の国際資格の有無などを見て、トータルであなたの判断力を信じましょう。
では見積もりで注目したいポイントについてもご紹介します。
特殊清掃には基本的に絶対はありません。床の上の汚染しか見えていないので「床下汚染している可能性があるから解体の必要があるかもしれない」といった「かもしか論」で特殊清掃は語るしかありません。
なので我々のようにプロの特殊清掃会社では最悪のケースまで想定して、お客様や管理会社とどこまでの作業が必要なのかのすり合わせをした上で最大料金をご提示しております。
解体の必要がなかった場合には、もちろんその分の料金は請求することはなく、最大限お客様のサポートをいたします。
管理会社様・家主様より選ばれています
マインドカンパニーは多くの不動産管理会社様・家主様より選ばれております。
特殊清掃全体のご依頼の約半数は不動産管理会社様・家主様よりご依頼をいただいており、リピーターのお客様も多くいらっしゃいます。
孤独死による特殊清掃のみではなく、「遺品整理」「ペット臭の消臭」「タバコ臭の消臭」「火災現場の復旧作業」などマインドカンパニーでは住宅に関するお悩みをサポートさせていただくサービスを揃えております。
通常の作業の流れでは消臭することのできなかった現場は完全消臭するまで徹底的に原因を取り除きます。そこが多くのお客様に選ばれているマインドカンパニーの強みだと自負しております。
これからも常に向上心を持って清掃技術に磨きをかけて、お客様に最良のサービスをご提供し続けてまいります。
事故物件には新たな入居者へ告知義務ありますが、既成事実を知ら事故物件の有無が分からない施工を行っております。