カビ取り業者の費用相場とは?場所別や平米単位の料金を解説|東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの特殊清掃ならマインドカンパニーにまで

カビ取り業者の費用相場とは?場所別や平米単位の料金を解説

カビ取り業者の費用相場とは?場所別や平米単位の料金を解説

カビは見た目の汚れだけでなく、健康や建物の寿命にも影響を与える可能性が非常にあります。初期汚れであれば市販の塩素系漂白剤でも対処できますが、一定のラインをすぎるとプロが作業しなければカビを取り切れないようになってきます。

また、当社にいただくお問い合わせの中には、不動産業者様から壁一面がカビだらけで真っ黒なってしまった浴室などもあります。
さらに防カビ処理が難しいと言われておりますが、当社なら効果が高い防カビ施工できる理由も解説していきます。

しかし、依頼する際に気になるのが費用でしょう。本記事では、カビ取りを業者に依頼した場合の費用目安や注意点について詳しく解説します。

当社の「カビ取りから防カビ施工」までの流れ

STEP
1

カビ取り作業

塩素系カビ取り剤を塗布して目に見える表面上のカビを清掃いたします。

STEP
2

カビの根を殺菌

次にアルコール系深部殺菌剤(特許取得)を塗布して目視できないカビの根を死滅させます。

STEP
3

乾燥作業

ブロア等で良く乾燥させます。

STEP
4

防カビ作業

乾燥後にカビ抵抗性試験:JIS Z2911にて336日間をクリアした防カビ剤(特許取得)を塗布してカビの再発を長期間防ぎます。

カビ抵抗性試験:JIS Z2911とは
第三者機関でカビに対する抵抗性(カビの発育のしにくさ)を調べる試験です。使う防カビ剤を選択する際の基準になります。当然、この試験で長い期間をクリアした防カビ剤が長期間に渡りカビの再発を防止できる訳です。(この試験データの無い防カビ剤は効力が不明なため選択するべきではありません。)

浴室のカビ取り

カビ取りBefore

カビ取りアフター

カビ取りAfter

カビの根を殺菌

カビの根を殺菌

乾燥作業

乾燥作業

防カビコーティング

防カビ施工

防カビコーティング

防カビ施工

カビ取りを業者依頼したときの費用相場は1平方メートルあたり2,000円〜3,000円

カビ取りを業者に依頼する際のカビ取り費用は、1平方メートルあたり2,000円から3,000円が相場とされています。
これは、主に表面的なカビを除去する作業を対象としています。例えば、壁紙や床材の表面に軽度のカビが発生している場合には、この費用で済むことが多いです。

カビの根の殺菌から防カビ施工まで含めると5,000円/㎡

カビ取りの薬剤
カビ取りの際、表面上に見えるカビ取りを行いますが、プロのカビ取り業者は次にカビの根の殺菌を行います。更に乾燥させた後に防カビ剤を塗布してカビの再発を防ぎます。
特に使う防カビ剤によってカビが再発するまでの期間が大きく異なり、当社では日本産業規格の防カビ試験(カビ抵抗性試験:JIS Z2911)の最大試験日数28日間の12倍である336日間をクリアした防カビ剤を活用しております。
そのため、長期間に渡りカビの再発を防止できる訳です。

(一般的には28日間の防カビ試験がクリアできれば、実際の環境では1年間効果が持続するだろうと言われています。したがって336日もクリアしたので、通常なら平均5年と最長10年に渡り防カビ効果が持続できるだろうと言われております。)

費用相場よりも値段が高くなるケース

カビ取り費用が相場より高額になる要因には以下のようなケースがあります。

広範囲のカビ発生 作業面積が大きくなるほど、使用する薬剤や作業時間が増加するため、費用が高くなります。
特殊な施工場所 天井裏や床下など、作業が困難な場所では、特別な器具や技術が必要になるため追加料金が発生します。
重度のカビ被害 建材の内部まで侵食している場合や、カビが健康被害を引き起こしているような場合は、徹底的な除去作業に加え、建材の交換や補修が必要になるため、費用が大幅に上昇します。リフォームを含め検討する必要もあります。

この他にも、特殊な建材が使われている場合など、イレギュラーなケースでも費用相場より高くなってしまうこともあります。

場所ごとの費用相場

カビ取りをご依頼いただくことの多い場所別にも費用相場をご紹介します。(※当社では作業面積12㎡以内になる場合は、最低施工料金60,000円税別になります。)

浴室

費用相場:60,000円〜120,000円(税別)

浴室は湿気が溜まりやすく、カビの発生が最も一般的な場所です。比較的安価に対応可能ですが、タイルの裏やヒビ、排水溝付近にカビが広がっている場合は、追加費用が発生する場合があります。

キッチン

費用相場:60,000円〜120,000円(税別)

水回り特有のカビ対策が必要です。特にシンク下や壁面に侵食したカビは除去が難しく、特別な処置が必要になることがあります。

居室・壁

費用相場:60,000円〜250,000円(税別)

壁のカビ取りは、基本的には壁紙を剥がすことになるため、業者にカビ取りを依頼したらすぐに住めるようになるというわけではない点に注意が必要です。
また、天井や屋根裏、床下などの特殊な作業になる場合は、この費用相場よりも高くなるケースがあります。

天井部分(100㎡未満の場合)

費用相場:60,000円〜500,000円(税別)

病院やスーパーに多いジプトーンなど、カビ取り・防カビ施工にて高所作業いたします。ローリングタワー(足場)が必要な場合は、別途費用が追加となります。

カビ取り施工以外の費用

カビ取り専門業者は大半が見積は無料で行っております。しかし作業に関しては「カビ取りや防カビの施工費」以外に「出張費(会社諸経費)が1万円程度加算されることが多いです。

そもそもカビ取りは業者に依頼するべき?

「カビ取りは自分でもできそうだけど、本当に業者に依頼するべきなのか」と悩まれる方は少なくありません。
費用を比較すると、自分で掃除したほうが大きく費用を抑えられますが、業者に依頼するべきなのかはしっかりと状況に応じて検討する必要があります。

目に見える汚れを落とすだけが除カビではない

カビは見た目以上に深刻な問題を引き起こすことがあります。自分で掃除して、漂白効果によって一見きれいに見える場所でも、内部にはカビが根を張っている場合もあります。
大抵の場合、カビ取り作業では、カビの根の殺菌作業も必要としますし、カビの再発を防ぐなら防カビ作業も必要となります。
健康への影響や建物の劣化を防ぐためにも、総合的なカビ取りを専門業者に依頼するかどうかを慎重に判断することが重要です。

除カビを業者に依頼するべきケース

以下のような場合は、カビ取り業者への依頼を検討するべきです。

  1. 広範囲にわたるカビの発生
  2. 繰り返し発生するカビ
  3. 健康被害が出ている場合
  4. 建材や設備にカビが入り込んでいる場合
  5. 特殊な環境でのカビ発生
  6. 新しい入居者への貸出前

軽度なカビ取りならハウスクリーニング業者も選択肢の一つ

特に健康被害が出ている場合は急いで業者に依頼するべきでしょう。また、広範囲や自分では作業しにくい場所へのカビの繁殖も、難易度や危険性から業者に相談することをおすすめします。
市販のカビ取りスプレーなどで対処できる場合は、費用を抑えるために自分で清掃するか、カビ取り業者ではなくハウスクリーニング業者に依頼するのも選択肢の一つでしょう。

カビ取り業者の依頼で失敗しないためのポイント

カビ取りを依頼する業者選びは慎重に行うべきです。安さだけで選ぶと、かえって被害が拡大する場合があります。
以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を見つけましょう。

専門知識と技術力がある

大前提として、カビ取り業者には、専門的な知識と技術力が求められます。例えば、カビの種類を見極めて適切な薬剤を選ぶスキルや、建材を傷めずに作業を行う技術が必要です。

また、カビの再発を防ぐために湿気対策や換気の改善提案を行う業者は信頼できます。

選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。

  • 業者の実績(カビ取り施工事例や口コミ)
  • カビの専門資格(例:防カビ施工士)
  • 使用する薬剤は高品質なのか、また機材の説明が適切か
  • 使用する防カビ剤は第三者機関の防カビ試験を何日クリアしたのか

なお、当社はカビ取り・防カビの確かな知識・技術を得るために、(一社)防カビ技研の防カビコートPRO技術講習を受講しています。こういった技術講習の経験も、業者の専門知識や技術力を確かめるポイントとなります。

電話や見積もり時の対応

専門知識と技術力は、ホームページの内容だけでは判断することができないケースも多く、重要となってくるのが電話や見積もり時の対応です。
カビの状況や予算にあわせて最適な提案をしてくれる場合は、信頼できる業者と判断していいでしょう。

チェックポイントは以下の4点です。

  1. 丁寧にヒアリングをしてくれるか
  2. 質問に対して明確な回答があるか
  3. 現地調査や見積もりが無料かどうか
  4. 見積もり内容が具体的か(作業範囲や使用薬剤、料金の内訳)

少しでも疑問点や違和感がある場合は、積極的に質問や確認をすることで、業者選びで失敗することが少なくなります。

作業・薬剤の安全性

カビ取りに使われる薬剤は多くの種類があり、中には非常に強力で取り扱いの難しい薬品もあります。
そういった強力な薬品は、カビ取りに大きな効果があると同時に、建材や配管などにダメージを与える可能性も持っています。
そのため、薬品や機材の取り扱いの安全性がきちんと確保されており、適切な作業ができる業者を選ぶ重要性は非常に高いです。
過去にトラブルを起こしていないかを確かめるためにも、口コミなどは依頼前にチェックしておくようにしましょう。

当社では防カビ対策の施工をした場所に1年以内でカビが生えたら無料で再施工

当社が活用している防カビ剤は、第三者機関の防カビ試験(カビ抵抗性試験:JIS Z2911)にて品質が担保されております。

カビ取り施工のみ 生えているカビを洗浄剤で落とす作業です。費用は最も安いですが防カビ対策をしていないので1年保証の対象外となります。
カビ取りと防カビ処理 カビ取りを行い、カビの根の殺菌後に乾燥作業を行い、仕上げの防カビ施工を行います。1年保証が適用されます。
防カビ施工のみ ハウスメーカー等のご依頼で新品のジプトーンなど取付け前に表裏の両面へ防カビ剤を噴霧いたします。1年保証が適用されます。

(但し、浴室内の床と壁の高さが2メートルの範囲は、水やお湯が多く付着する箇所で1年保証の対象外となります。)

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