カビ取り業者の費用相場とは?間取りや場所別に料金を解説|東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの特殊清掃ならマインドカンパニーにまで

カビ取り業者の費用相場とは?間取りや場所別に料金を解説

カビ取り業者の費用相場とは?間取りや場所別に料金を解説

カビは見た目の汚れだけでなく、健康や建物の寿命にも影響を与える可能性が非常にあります。初期汚れであれば市販の塩素系漂白剤でも対処できますが、一定のラインをすぎるとプロが作業しなければカビを取り切れないようになってきます。

また、当社にいただくお問い合わせの中には、不動産業者様から壁一面がカビだらけで真っ黒なってしまった浴室などもあります。

しかし、依頼する際に気になるのが費用でしょう。本記事では、カビ取りを業者に依頼した場合の費用目安や注意点について詳しく解説します。

カビ取りを業者依頼したときの費用相場は1平方メートルあたり2,000円〜3,000円

カビ取りを業者に依頼する際の基本的な費用は、1平方メートルあたり2,000円から3,000円が相場とされています。

これは、主に表面的なカビを除去する作業を対象としています。例えば、壁紙や床材の表面に軽度のカビが発生している場合には、この費用で済むことが多いです。

カビ胞子除去まで含めると4,000円/㎡

胞子
カビ取りの際、目に見えるカビだけでなく、空気中に飛散している胞子を除去し、再発防止のための処理を行う場合、1平方メートルあたり4,000円程度になることがあります。

これには専門的な薬剤や機材を用いた徹底的なクリーニングが含まれます。当社では、1998年創業のゴールドモア社「GM2000」をフォガーと言う機械を使い散布してカビ胞子の撤去作業します。

特に、建材の奥深くまでカビが侵食しているケースでは、相場よりも高くなるケースもあります。

費用相場よりも値段が高くなるケース

カビ取り費用が相場より高額になる要因には以下のようなケースがあります。

広範囲のカビ発生 作業面積が大きくなるほど、使用する薬剤や作業時間が増加するため、費用が高くなります。
特殊な施工場所 天井裏や床下など、作業が困難な場所では、特別な器具や技術が必要になるため追加料金が発生します。
重度のカビ被害 建材の内部まで侵食している場合や、カビが健康被害を引き起こしているような場合は、徹底的な除去作業に加え、建材の交換や補修が必要になるため、費用が大幅に上昇します。リフォームを含め検討する必要もあります。

この他にも、特殊な建材が使われている場合など、イレギュラーなケースでも費用相場より高くなってしまうこともあります。

場所ごとの費用相場

カビ取りをご依頼いただくことの多い場所別にも費用相場をご紹介します。

浴室

費用相場:60,000円〜120,000円(税別)

浴室は湿気が溜まりやすく、カビの発生が最も一般的な場所です。比較的安価に対応可能ですが、タイルの裏や排水溝付近にカビが広がっている場合は、追加費用が発生する場合があります。

キッチン

費用相場:60,000円〜120,000円(税別)

水回り特有のカビ対策が必要です。特にシンク下や壁面に侵食したカビは除去が難しく、特別な処置が必要になることがあります。

居室・壁

費用相場:60,000円〜250,000円(税別)

壁のカビ取りは、基本的には壁紙を剥がすことになるため、業者にカビ取りを依頼したらすぐに住めるようになるというわけではない点に注意が必要です。

また、天井や屋根裏、床下などの特殊な作業になる場合は、この費用相場よりも高くなるケースがあります。

そもそもカビ取りは業者に依頼するべき?

「カビ取りは自分でもできそうだけど、本当に業者に依頼するべきなのか」と悩まれる方は少なくありません。

費用を比較すると、自分で掃除したほうが大きく費用を抑えられますが、業者に依頼するべきなのかはしっかりと状況に応じて検討する必要があります。

目に見える汚れを落とすだけが除カビではない

カビは見た目以上に深刻な問題を引き起こすことがあります。自分で掃除して、漂白効果によって一見きれいに見える場所でも、内部にはカビが根を張っている場合もあります。

健康への影響や建物の劣化を防ぐためにも、カビ取りを専門業者に依頼するかどうかを慎重に判断することが重要です。

除カビを業者に依頼するべきケース

以下のような場合は、カビ取り業者への依頼を検討するべきです。

  1. 広範囲にわたるカビの発生
  2. 繰り返し発生するカビ
  3. 健康被害が出ている場合
  4. 建材や設備にカビが入り込んでいる場合
  5. 特殊な環境でのカビ発生
  6. 新しい入居者への貸出前

特に健康被害が出ている場合は急いで業者に依頼するべきでしょう。また、広範囲や自分では作業しにくい場所へのカビの繁殖も、難易度や危険性から業者に相談することをおすすめします。

市販のカビ取りスプレーなどで対処できる場合は、費用を抑えるために自分で清掃するか、カビ取り業者ではなくハウスクリーニング業者に依頼するのも選択肢の一つでしょう。

カビ取り業者の依頼で失敗しないためのポイント

カビ取りを依頼する業者選びは慎重に行うべきです。安さだけで選ぶと、かえって被害が拡大する場合があります。

以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を見つけましょう。

専門知識と技術力がある

大前提として、カビ取り業者には、専門的な知識と技術力が求められます。例えば、カビの種類を見極めて適切な薬剤を選ぶスキルや、建材を傷めずに作業を行う技術が必要です。

また、カビの再発を防ぐために湿気対策や換気の改善提案を行う業者は信頼できます。

選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。

  • 業者の実績(施工事例や口コミ)
  • カビの専門資格(例:防カビ施工士)
  • 使用する薬剤や機材の説明が適切か

なお、当社はカビ取りの確かな知識・技術を得るために、Goldmorr認定というライセンスを取得しています。こういった資格や認定も、業者の専門知識や技術力を確かめるポイントとなります。

電話や見積もり時の対応

専門知識と技術力は、ホームページの内容だけでは判断することができないケースも多く、重要となってくるのが電話や見積もり時の対応です。

カビの状況や予算にあわせて最適な提案をしてくれる場合は、信頼できる業者と判断していいでしょう。

チェックポイントは以下の4点です。

  • 丁寧にヒアリングをしてくれるか
  • 質問に対して明確な回答があるか
  • 現地調査や見積もりが無料かどうか
  • 見積もり内容が具体的か(作業範囲や使用薬剤、料金の内訳)

少しでも疑問点や違和感がある場合は、積極的に質問や確認をすることで、業者選びで失敗することが少なくなります。

作業・薬剤の安全性

カビ取りに使われる薬剤は多くの種類があり、中には非常に強力で取り扱いの難しい薬品もあります。

そういった強力な薬品は、カビ取りに大きな効果があると同時に、建材や配管などにダメージを与える可能性も持っています。

そのため、薬品や機材の取り扱いの安全性がきちんと確保されており、適切な作業ができる業者を選ぶ重要性は非常に高いです。

過去にトラブルを起こしていないかを確かめるためにも、口コミなどは依頼前にチェックしておくようにしましょう。

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