火災現場のスス(有害物質)除去を解説|東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの特殊清掃ならマインドカンパニーにまで

火災現場のスス(有害物質)除去を解説

火災現場のスス除去について

「火事の後、家中がススだらけで困っている」「ボヤ程度だがススが壁や天井についている」
そんなお悩みはマインドカンパニーが解決いたします!

酸素の足りなくなった状態で火が燃え続けると発生してしまうのがススです。
ススは有害物質なので吸引してしまうと健康被害に合う可能性がありますので、ご自身での清掃はお勧めいたしません。

火災保険に加入しているのであれば、ススの除去にかかる費用は保険適用となることがほとんどなので、火災現場のススの除去はマインドカンパニーにお任せください。

ススの除去の前に

火災発生後にススの除去のみを行って火災復旧が完了するわけではありません。
火のついてしまった壁が天井は強度が弱くなっており、直接火がついていなくてもススの臭いを吸収してしまっているため、大半は内装の解体を行う必要性があります。
火災の規模によっては解体は必要ないこともありますが、基本的には解体が必要な場合が多いとお考えください。
もちろん、弊社スタッフが解体が必要なのか必要でないかは判断し、適切な作業をご提案させていただきます。
解体工事が必要無い場合のスス掃除はこちら

ススの除去方法

マインドカンパニーではススの除去作業を4種類ご準備しております。
火災の規模、ススの量などを総合的に判断した上で最適な作業方法をご提案させていただきます。

グラインダーによる除去 9,200円(税込10,120円)/㎡

一つ目はグラインダーによってススを削ってススを除去する方法です。
グラインダーとはサンダーやディスクサンダーとも呼ばれる電動工具のことで、電気が開通していることが作業の前提となります。

グラインダーを使用してのススの除去は、完全にススを除去することができるという大きいメリットがありますが、1平方メートルあたりの作業料金が高く、長時間作業を行うと腱鞘炎(けんしょうえん)を起こしてしまうため作業もなかなか進まないので人件費と作業日数もかかってしまうというデメリットがあります。
さらに、グラインダーでの除去はコンクリートも同時に削ってしまうため、強度が弱くなってしまうのでマンションやアパートなどでは使用できないケースもあります。

ススを完全除去することができるがその分デメリットもある除去方法と言えます。

特殊コーティング剤による防臭処理 4,800円(税込5,280円)/㎡より

今まで行ってきたススの除去作業の中で最も採用された回数が多いのが特殊コーティング剤による防臭処理です。

「ススの上に直接コーティングするんですか?」とご質問を受けることがあるのですが、決して違います。
ススはスクレーパーやケレンといった工具を使用してススを概ね除去した上でコーティングを行います。

グラインダーでの除去とは異なり、手動で工具を使っての除去となりますので100%完全に除去できるわけではないのですが、高いレベルで除去が可能で、防臭処理を行うとススによる悪臭を抑えることができます。

グラインダーでの除去よりも1平方メートルあたりの作業料金も抑えることができ、スクレーパーやケレンではコンクリートまで削ってしまう恐れがないため作業を早く行うことができます。

ススを完全除去できない代わりに安価で作業を行える除去方法と言えます。

水洗い

水洗いでススを除去することもあります。

水洗いの中にも2種類あり、ウエスやスポンジなどを使って水洗いする方法と、高圧洗浄機による方法があります。
ウエスやスポンジの水洗いで対応できるのは非常に小規模火災でススの量が少ない場合のみ、高圧洗浄機もベランダや外壁など使用できる環境が限られていますので、水洗いでススの除去を行うことは少ない割合になります。

スス掃除(スス除去クリーニング)

スケルトン工事で無い場合は、ラスターでスス払いを行いバキュームでススを吸引した後に、業務用洗剤を使いスス掃除を行います。
ビニールクロスの上にススが軽く付着している場合や木製の壁などに有効です。

ススを拭き上げる際、一度拭きではススが広がるだけで何度も何度もしつこく拭き上げなければなりません。
通常のハウスクリーニングの3倍程度は手間がかかりますので、根気が必要な掃除です。
なお床上のススはスチーマーで掃除いたします。

スス除去クリーニング(5ステップ)作業の流れ

  • 1.家具・家財の移動または保管

  • 2.クロス剥がし

  • 3.ススの除去クリーニング

  • 4.オゾン燻蒸
    ダイオキシンなど有害物質の除去

  • 5.クロス貼り
    家具・家財の設置

スケルトン工事(5ステップ)作業の流れ

  • 1.残置物撤去

  • 2.内装解体
    (スケルトンにする)

  • 3.ススの除去
    特殊コーディング

  • 4.オゾン燻蒸
    ダイオキシンなど有害物質の除去

  • 5.リフォーム作業

家財のスス除去

マインドカンパニーでは家財のスス除去作業も行なっております。

家財とは書いても字の通り「家の財産」です。
火災が起きてしまっても直接火の移っていない家財はススを除去し消臭することで再度利用することが可能です。

再購入した方がコストは抑えることのできる家財も中にはありますが、思い出の詰まっている家財もあるかと思いますので、再度利用ができるよう丁寧に清掃いたします。

マインドカンパニーは家財の復旧も火災復旧の一部と考えております。

火災現場の完全復旧のために

現在、非常に優秀な消臭剤・除菌剤が多く発売されているのですが、火災現場を完全復旧しようと考えたとき、ただ消臭剤・除菌剤を散布するだけでは絶対に解決いたしません。

特殊清掃においても火災復旧においても重要なのは原因を除去することです。
根本から解決させないことには完全復旧と呼ぶことはできません。

もちろん、作業工程が増えると料金も高くはなってしまいますが、今後の安全面などを考えると完全復旧することが重要と言えます。

火災現場の消臭・復旧作業はマインドカンパニーにお任せください!
元の暮らしに戻るお手伝いをさせていただきます。(火災保険に加入の場合、大半が保険対応になっております)
大手企業と違い小人数で事業を営んでおり、スタッフによる技術に大きなムラはございません。

火災現場の消臭に関しては以下の記事で紹介していますのでぜひあわせてご覧ください。


お気軽にご相談ください

IICRC国際資格
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お困りごとが解決するまでスタッフがご対応させていただきます。(火災保険に加入の場合、大半が保険対応になっております)

大手企業と違い小人数で事業を営んでおり、スタッフによる技術に大きなムラはございません。

また災害復旧の先進国であるアメリカへ渡り、IICRC認定の【FSRT】Fire and Smoke Damage Restoration Technician (火災復旧)を学んで来ました。
アメリカでは大半の州がlICRC認定資格者による作業を推奨または義務化しており、非常に価値が高い国際資格です。
マインドカンパニーには、このIICRC認定国際資格を所持したスタッフが在籍しております。

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