火元では無い場合や軽いボヤの火災復旧(スス掃除)|東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの特殊清掃ならマインドカンパニーにまで

火元では無い場合や軽いボヤの火災復旧(スス掃除)

火元で無い場合や軽いボヤのスス除去クリーニング作業

火元では無く近隣の火災現場のススが家中に入り込み火災消臭を考えている。
または軽いボヤで自宅の損傷は少ないが、ススが家中に舞っておりお困りではありませんか?

このような場合は家中の室内の壁や床を解体して、いわゆるスケルトン状態にする火災復旧作業を行う訳ではありません。
中規模や大規模な火事現場ではスケルトン工事による火災復旧作業を必要としますが、小規模な火事現場では作業内容が異なります。
大雑把に説明すると、クロス(壁紙)を全面剥がして、その他は「スス除去クリーニング」作業主体で原状復帰工事を行います。
(クロスで無い塗壁の場合は基本的に上塗りで対応いたします。)

当然、スケルトン工事による火災復旧作業よりも原状復帰工事の料金はトータルで安めになることが多いです。(もちろん火災保険も対応となります)

スケルトン工事による火災復旧とは作業内容(手順)が異なります。

スケルトン工事による火災復旧作業は、消臭までに解体工事、特殊コーティングが作業主体となり、清掃技術を多く必要としません。
その反面「スス除去クリーニング」では、しつこいスス汚れを落とす清掃技術が多分に求められます。
当然、スス汚れを落とさないとススの臭いが残り消臭作業も困難です。
したがって清掃技術に自信が無い業者は、スケルトン工事による火災復旧は行うが、「スス除去クリーニング」による火災復旧は行いません。
弊社マインドカンパニーなら、普段から清掃業務にも力を入れており、どちらの火災復旧作業も対応可能です。

スス除去クリーニング(5ステップ)作業の流れ

  • 1.家具・家財の移動または保管

  • 2.クロス剥がし

  • 3.ススの除去クリーニング

  • 4.オゾン燻蒸
    ダイオキシンなど有害物質の除去

  • 5.クロス貼り
    家具・家財の設置

スケルトン工事(5ステップ)作業の流れ

  • 1.残置物撤去

  • 2.内装解体
    (スケルトンにする)

  • 3.ススの除去
    特殊コーディング

  • 4.オゾン燻蒸
    ダイオキシンなど有害物質の除去

  • 5.リフォーム作業

「スス除去クリーニング」は入退去清掃以上のクオリティが必要な訳

火元では無い場合でも煤が家に入り込むと、トイレ、バスルーム、キッチンの換気扇やレンジフード内、エアコン内部に大抵は煤が入り込んでしまいます。
そのため、換気扇やレンジフードなどは分解洗浄、エアコン内部は高圧洗浄が求められます。
フローリング床では目地にススが入り込みます。
スス除去クリーニングでは最初はウールダスターやラスターでスス払いを行い、バキュームで吸引します。
その後、ススを拭き上げる際、一度拭きではススが広がるだけで何度も何度もしつこく拭き上げなければなりません。
通常のハウスクリーニングの3倍~5倍程度は手間がかかります。
そのためハウスクリーニングと比べて、「スス除去クリーニング」の単価はかなり高くなります。

通常のハウスクリーニングとスス除去クリーニングの単価比較

アパート・マンションのハウスクリーニング単価 戸建てのハウスクリーニング単価
1,200円(税込1,320円)/㎡より 1,500円(税込1,650円)/㎡より
アパート・マンションのスス除去クリーニング単価 戸建てのスス除去クリーニング単価
3,600円(税込3,960円)∼5,000円(税込5,500円)/㎡ 4,200円(税込4,620円)∼6,000円(税込6,600円)/㎡

火災現場のオゾン燻蒸

スス清掃が終わった後にオゾン燻蒸を行うことで消臭効果が得られます。

オゾン脱臭・消臭(30㎥未満) 36,000円(税込39,600円)/日
オゾン脱臭・消臭(30~60㎥未満) 64,800円(税込71,280円)/日
オゾン脱臭・消臭(60~120㎥未満) 148,800円(税込163,680円)/日
オゾン脱臭・消臭(120~500㎥未満) 206,400円(税込227,040円)/日

壁はクロス張り多いが、漆喰壁なら上塗りで対応します。


ススが舞い込んでしまった家では基本、壁はクロスなら全交換が前提となります。
ススの程度によっては拭き上げでも対応出来ますが、拭き上げだと手間がかかり作業時間を計算した費用対効果を考えるとクロスは全交換が無難です。
またクロス張り以外に、漆喰壁などは煤を拭き上げすると、ススが広がるだけで余計に汚くなります。
更に防臭効果も考えると、漆喰壁は上塗りで対応する以外に有効な手段が見当たりません。


漆喰など塗壁の上塗り 4,800円(税込5,280円)より/㎡
(塗面積が少ない場合、最低単価40,000円(税込44,000円))

漆喰など塗り壁(5ステップ)作業の流れ

  • 1.家具・家財の移動または保管

  • 2.ススの除去クリーニング

  • 3.漆喰壁のスス払い・上塗り

  • 4.オゾン燻蒸
    ダイオキシンなど有害物質の除去

  • 5.家具・家財の設置

表面が凸凹したビニールクロス等は煤除去クリーニング対応不可

ビニールクロス
ススが付着したビニールクロス等は表面がツルツルした凹凸無いタイプのみ煤除去クリーニングが対応可能です。
ススが付着したビニールクロス等に凹凸ある場合は、残念ながら凹みに入り込んだススは煤除去クリーニングが対応不可能です。こちらはクロス全交換が前提となります。
なぜなら凹みに入り込んだススを清掃できません。もし凹みに入り込んだススを清掃するなら、凹凸が無くなるまで擦る必要性があり、手間が多く発生した上にクロスの見栄えが悪くなりお勧めできません。

押入れのベニア等は煤除去クリーニング対応不可

押入れ
ススが付着したベニヤ板むき出しの場合は煤除去クリーニングが対応不可です。
こちらはベニヤ板全交換やベニア増し貼りが前提となります。
なぜならベニヤ板むき出しの場合はススを清掃しようとすると、スス汚れが広がるだけで綺麗にはなりません。
火災ボヤの場合などは、何とかクリーニングだけで対応したい気持ちあるひと大半でしょうが、100%クリーニングだけではどうにもならない場合もございます。このような場合は、煤除去クリーニングと内装工事を掛け合わせて原状復帰したします。

室内だけでは無く室外も高圧洗浄にて煤除去クリーニング対応可

ベランダ等によるボヤは高圧洗浄にて煤除去クリーニング対応可能です。
その後、塗装を行うことで原状復帰となります。

ベランダのボヤ高圧洗浄前
高圧洗浄後のベランダ高圧洗浄後

その他

会社諸経費 別途見積もり
家具の移動(または一時預かり) 別途見積もり

その他の火災復旧単価はこちら

現状復帰工事を追加する際の作業料金表

クロス張替え・水廻り(換気扇・キッチン・浴室・洗面台・トイレ・他)リフォーム・住まいの内装のご相談、お受けいたします。

量産クロス張り 材工 1,000円(税込1,100円)より/㎡
クッションフロア貼り 材工 3,000円(税込3,300円)より/㎡
フロアタイル貼り 材工 5,000円(税込5,500円)より/㎡
フローリング貼り 材工 7,000円(税込7,700円)より/㎡
原状復帰工事について 作業内容のご相談承ります。

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IICRC国際資格
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お仕事のご依頼は下記フリーダイヤルもしくは、お見積りフォームからご気軽にお寄せください。
お困りごとが解決するまでスタッフがご対応させていただきます。(火災保険に加入の場合、大半が保険対応になっております)

大手企業と違い小人数で事業を営んでおり、スタッフによる技術に大きなムラはございません。

また災害復旧の先進国であるアメリカへ渡り、IICRC認定の【FSRT】Fire and Smoke Damage Restoration Technician (火災復旧)を学んで来ました。
アメリカでは大半の州がlICRC認定資格者による作業を推奨または義務化しており、非常に価値が高い国際資格です。
マインドカンパニーには、このIICRC認定国際資格を所持したスタッフが在籍しております。

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