マンションRC造の火災消臭作業の手順(東京都目黒区)
- 火災消臭実績
作業内容は、マンションRC造火災後の残置物撤去や解体作業はリフォーム会社が手配するので、その後スケルトン(躯体)状態から煤を抑える特殊コーディングを行い、ダイオキシンを分解&除去のためにオゾン燻蒸を行っていただきたいとの依頼でした。火災現場復旧では、マインドカンパニーへ一番多く依頼される作業内容です。
ここで簡単に火災発生後から復旧まで簡単な流れを解説いたします。
火災現場復旧(5ステップ)作業の流れ
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1.残置物撤去
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2.内装解体
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3.ススの除去
特殊コーディング -
4.オゾン燻蒸
ダイオキシンなど有害物質の除去 -
5.リフォーム作業
リノベーションする場合も多い
今回の作業内容の場合、残置物撤去作業と解体作業が終わり、躯体状態になってから、我々マインドカンパニーの出番となり、ススの除去&特殊コーディングとオゾン燻蒸を行います。
その後に原状復帰工事も行うことから、作業依頼されたリフォーム会社と作業スケジュールを段取り良く打合せしなければなりません。
火災現場は、約70㎡のマンションでした。リビングに置いてあった携帯電話の社外品予備バッテリーの充電器から発火されて一部屋だけ火事となりました。
もちろん一部屋だけの火事でも煤は家中全体に回っております。
打合せの結果、我々マインドカンパニーの作業時間は合計で7日間をいただきました。
煤の除去作業からスタート
大半のマンションも同様ですが、このマンションは工事規約で躯体部分をグラインダーで削ることが出来ません。
そのため躯体箇所の煤は、特殊コーディングで作業して臭いを抑える施工の流れとなります。
最初にケレンやラスターなどを使い、煤を除去いたします。
窓の清掃とマジックロンなどを使い、煤を除去いたします。
特殊コーディング作業
マインドカンパニーでは火災現場には、「火災専用特殊コーディング剤」を活用しております。大手塗料メーカーにて特別注文でオーダーした製品になります。
床一面に養生を行い、高い場所はキャタツを使い、ローラーで火災専用特殊コーディング剤を塗布してゆきます。
特殊コーディング塗布が完了しました。乾燥後はオゾン燻蒸となります。
オゾン燻蒸作業(3日間)
最後の作業がダイオキシンなどの有害物質を分解除去するためにオゾン燻蒸を3日間行いました。もちろん毎日換気を行いながらの作業となります。
火災現場の場合、それなりの高性能なオゾン機が求められます。クルマで例えると、フェラーリやランボルギーニのように高性能なエンジン性能と同様です。
しかも現場によって、2機、3機と複数台が必要なこと多いです。
そのため、一般のリフォーム会社ではそのような設備が無いことから、我々マインドカンパニーへダイオキシンを分解&除去のためにオゾン燻蒸と特殊コーディングの作業依頼が多い訳です。
火災消臭作業の料金
参考までにこの現場のマンションRC造の火災消臭の作業料金をお知らせいたします。
火災消臭作業 | 905,000円(税別) |
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合計 | 995,500円(税込) |
詳しくは、「火災現場復旧の料金」のページをご覧ください。